【中学校時代】完全自殺マニュアルの思い出
中学時代もいじめられてばかりだった。
成績は良かったが、身だしなみもよくはなかった。寝ぐせなんかもあっただろうし床屋もろくにいかなかった。
両親は何も言わなかったな。
当時「完全自殺マニュアル」がブームとなった。
実はこれ以外にも自殺指南書というものは昔からあったのだが、こんなカジュアルな本は初めてだった。
結論は首吊りが一番。
柔道を少しやってたので、いわゆる裸締め(チョーク)が苦しみなく死に至る道であることは知っていた。
チョークにもいくつかの種類があるが基本的には肘でV字に絞める。
この「V字型」を作るために空き缶を二つ繋いで中にヒモを通すなど、色々と試みた。結局死ねなかった。
幼稚園で「情緒障害」
当時はまだ「発達障害」という言葉がなかった。
幼稚園での、不安や憂鬱「どうしていいかわからない感」まだ言葉にすることはできなかったが、「極端な頻尿」という症状があったので、先生によるレフェリーストップがかかった。
幼稚園自体は退学?にはならなかったが、別途カウンセリングセンターのようなところに通うこととなった。
知っている人は知っていると思うがカウンセリングの大家カール・ロジャース派の施設(病院ではない)で、病院でもないし当時は投薬という選択肢はほとんどなく、プレイセラピーを受けた。
実感としては効果はほとんどなかったと思う。
残念だけど、発達「障害」は治らないのだ。
並行して幼稚園にも通っていたのだが、無論友達などいなかった。
親も障害を理解する勉強はしていなかった・・・責めたい気持ちも無いではないが、時代的にしょうがないという部分もあるだろう。
知的障害だったらもっと手厚いケアが受けられただろうが。